心がだいぶ落ち着いてきたので、ブログを書きます。
⚠️能登半島地震に関係しています。
不安を感じる方は読むのを控えてください。
読まれる方は自己責任でお願いいたします。
私は富山県東部に住んでいます。
先日一日に発生した能登半島地震の際は、震度5弱の揺れに見舞われました。
その日は、朝方雨が少し降っていましたが次第に晴れてきました。気温も1月にしては暖かく、これまですごしてきた元日とは違いました。
初詣や初売りから帰宅して、家族全員で自宅で一息ついていたときに地震が発生。
一度2,3秒揺れたあと、大きな揺れが1分程度続きました。
大きく揺れたのみで、家具が倒れたりすることはありませんでした。
幸いにも今までこれほど大きな地震にあったことがありませんでした。
そして、恥ずかしながら、我が家には防災グッズの準備は一切しておりませんでした。
テレビでは地震情報と津波情報が流れていて、とにかく避難するように言われていました。
私の住む家は海から3kmほど離れています。津波の被害に遭う恐れはおそらくありません。
しかし、地震に対しての不安がとてもあったため、家族全員で最寄りの避難施設へ車2台で避難することにしました。
避難するにあたり、準備したものは娘のオムツ、おやつ、近くにあった菓子パン、食パン、現金など。
とにかく急がなければいけないと思っていて、あまり頭が働いていませんでした。
私と夫、息子、娘で先に家を出発。
避難施設へはほとんど地元の人しか通らない道を通り、渋滞に合わずすぐに到着。
私たちの他にも4〜50台ほど車が停まっていました。
父と母の到着を待ちます。
20分ほどして合流。
避難施設の一角に車は停められたものの、施設管理者の方が渋滞にあってしまったようで、鍵が閉まっているため施設には入れませんでした。
それから30分ほどして管理者の方が到着し、施設は開きましたが施設内が寒いため、車の中でテレビを見ながら1時間ほど待機。
トイレに行きたくなったので施設へ。
施設のロビーにストーブがあったのでそこで暖をとっていると、そのままそこで3時間近く過ごしていました。
そのころには自宅へ帰る人もちらほら増えてきましたが、夜中に何かあると不安だったので、私たち家族はその施設で1泊しました。
21時過ぎに水や食料が配られました。
ロビーから移動して大部屋で過ごす予定でしたが、個室が空いたのでそちらを利用させていただきました。
子どもたちを何とか寝かせましたが、私自身は不安でなかなか眠れませんでした。
2時ごろに就寝。
6時半に食堂にて朝食準備が整ったとの館内放送が。
はじめは朝食を食べていく予定はありませんでしたが、温かいお味噌汁がいただけるとのことだったので食堂へ。
温かい食べ物ってほんとうに美味しいです。
そして7時過ぎに帰宅しました。
今回避難して本当に良かったです。
避難するか迷ったときは、とにかく避難するべきだと実感しました。
家族以外の知り合いや施設のスタッフさん、地元の消防団の方の姿を見て、安心できました。
息子も家ではかなり不安がっていましたが、避難施設で同じクラスの子や親戚の子と会うとかなり元気になりました。
自分のためにも子どものためにも避難したほうがよいです。
施設のスタッフさんをはじめ、地元消防団員や市役所職員、その他温かい言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました。
この度被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈りしております。